2010年2月3日水曜日
2010年1月27日水曜日
公共経済学27:偽装請負と市場原理
NHKの『フリーター漂流』を30分ほど観ました。つぎに共産党の市田書記局長の予算委員会での質疑を観ました。非常に面白いやりとりでした。
私は市場原理の機能を信じています。もっと「官から民へ」をすすめて政府の仕事を効率化できると思っています。ただし、市場原理が正しく機能するには、契約の概念・法制度・法執行体制・信頼などの基盤が整備されていなければなりません。それらがないまま市場化を推し進めると、最悪の結果になります。今回の偽装請負の問題は、まさに"市場の暴走"でしょう。
市田議員の質問に対して、内容のある回答を避ける厚生労働省職業安定局長の逃げ腰の役人答弁をみると、まだまだ市場原理を推し進めるには慎重にならざるをえません。
私は市場原理の機能を信じています。もっと「官から民へ」をすすめて政府の仕事を効率化できると思っています。ただし、市場原理が正しく機能するには、契約の概念・法制度・法執行体制・信頼などの基盤が整備されていなければなりません。それらがないまま市場化を推し進めると、最悪の結果になります。今回の偽装請負の問題は、まさに"市場の暴走"でしょう。
市田議員の質問に対して、内容のある回答を避ける厚生労働省職業安定局長の逃げ腰の役人答弁をみると、まだまだ市場原理を推し進めるには慎重にならざるをえません。
2010年1月25日月曜日
公共経済学26:一般均衡における税の帰着2
K-L平面にiso-quant curve を描いて、それをもとに、r-w平面に unit-cost curve を描く。生産関数が一次同次で均衡では利益がゼロになるはずだから(というトリックを使って)、均衡r-wがその unit-cost curve 上にあるはず。資本集約的なX産業、労働集約的なY産業、これらのunit-cost curve の交点でしか均衡はありえない。均衡要素価格がわかれば、それに応じて、最適な要素投入比率がわかる。要素市場での需給バランスを考え合わせれば、均衡での生産量も決まる。
リプチンスキー定理の図解もやってみました。
さて、このモデルで課税の効果と税の帰着(誰が実質的に負担するのか)を考えたい。価格は6種類、X財、Y財、X産業でのrとw, Y産業でのrとw。それぞれに課税して、どのように均衡が移り変わるのかをみてみましょう。講義中では、学生Sさんの選んだ「X産業での資本レンタルに課税」をその場で考えた。均衡資本レンタルが下がるんだよね。このあたりはMWG15章にのっています。
リプチンスキー定理の図解もやってみました。
さて、このモデルで課税の効果と税の帰着(誰が実質的に負担するのか)を考えたい。価格は6種類、X財、Y財、X産業でのrとw, Y産業でのrとw。それぞれに課税して、どのように均衡が移り変わるのかをみてみましょう。講義中では、学生Sさんの選んだ「X産業での資本レンタルに課税」をその場で考えた。均衡資本レンタルが下がるんだよね。このあたりはMWG15章にのっています。
2010年1月20日水曜日
公共経済学25:一般均衡における税の帰着
公共経済学24のつづき。労働が他地域に逃げると均衡賃金は下がる。すると資本の利益は全地域で合計すれば不変。つまり、地域1での税負担がそのまま、賃金下落による資本利益増加で打ち消される。t=0で一次近似を評価したときの結果。税負担は全部、賃金下落を通じて、労働側に100%帰着する。
つぎに、2財2要素モデルを導入開始。ミクロではなく国際経済学で習うようですね、リプチンスキーとか。税の帰着を考えるには単純な部分もあるけど、便利なモデルだと思う。
つぎに、2財2要素モデルを導入開始。ミクロではなく国際経済学で習うようですね、リプチンスキーとか。税の帰着を考えるには単純な部分もあるけど、便利なモデルだと思う。
2010年1月18日月曜日
公共経済学24:一般均衡と部分均衡のちがい(税の帰着)
N地域。労働がmobileで、資本が地域に固定。さて、地域1で労働投入に課税される。部分均衡だとimmobileな資本に税負担は帰着する(地域1の労働の供給曲線はフラットになるから)。ところが、一般均衡だと労働が他地域ににげた効果を考え合わせる必要があって、その場合、賃金の下落を考慮しなくてはならない。一般均衡だと賃金下落によって労働者側にも税が帰着する。ではmobileな要素とimmobileな要素の負担比率は? 解答はあさって。
2010年1月13日水曜日
公共経済学23: ローレンツ曲線と社会厚生
Schur-concaveな社会厚生関数による評価と、Generalized Lorenz curve による所得分布の評価が常に一致すること。所得再分配の累進性とローレンツ曲線との if and only if な関係について。2点を確認。前者はSherrock1993、後者はMoyes1988によるもの。
2009年12月28日月曜日
2009年12月24日木曜日
公共経済学21:最適労働所得税
ハミルトニアンを定義して、さきに結果部分だけ解説。能力分布の下限・上限では限界税率がゼロになるという結果。PA問題を解いているときによく出てくる結果と同じものだったはず。
2009年12月21日月曜日
2009年12月16日水曜日
2009年12月14日月曜日
2009年12月9日水曜日
2009年12月7日月曜日
2009年12月2日水曜日
2009年11月30日月曜日
公共経済学14:Grovesメカニズム
Grovesメカニズムを勉強。メカニズムデザインの観点から解釈。公共財から得られる限界効用の値(private information)を、ただ単に表明してもらうというのではなく、それが直接メカニズムになっていることに注意。
2009年11月25日水曜日
2009年11月18日水曜日
2009年11月16日月曜日
2009年11月11日水曜日
2009年11月9日月曜日
登録:
投稿 (Atom)