メカニズムデザインとしての最適所得課税を考えました。
政府には個々人の労働所得しか観察できない、しかし、個々人では稼得能力が異なり、その稼得能力と労働時間が政府にはわからないとします。個々人の効用水準は、可処分所得(税引き後所得)と自由時間(労働しなくていい時間)の2要素に依存すると考える。したがって、政府は各個人の労働所得に税金を課しつつも、その個人がどの程度働いているかにも気を配る必要がある。そんな政府がデザインすべき租税関数の特徴について整理。
節税しないことを制約条件においているようで、要するに誘因両立な直接メカニズムをデザインしているのだという背景について、よく理解したい。
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