2009年7月29日水曜日

基礎ミクロ:期末試験お疲れさまでした

持ち込み可の期末試験をしました。お疲れ様でした、みなさんよい夏休みを過ごしてください!

2009年7月23日木曜日

基礎ミクロ:『誰が電気自動車を殺したか?』を視聴

昨日に引き続き『誰が電気自動車を殺したか?』を視聴。教科書で描かれる「市場」とか「マーケット」や消費者理論をもうすこし現実的にとらえるのにいい教材だと思います。

この映画では、1996年にGMが電気自動車を売り出したものの、さまざまな利害にもまれ、GM自身が電気自動車を抹殺してしまった経緯が描かれています。とても面白い映画です。結局、SUVなどの大型車で稼ぐことにしたGMは2009年に経営破綻。いまは自動車メーカー各社がこぞってハイブリッド車や電気自動車を開発しているというのはなんとも皮肉。
 映画自体もアメリカ的に前向きでいいと思います。夢を語ることを恥ずかしがるな!

誰が電気自動車を殺したか? [DVD]誰が電気自動車を殺したか? [DVD]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2009-09-02
売り上げランキング : 5323

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

2009年7月21日火曜日

2009年7月15日水曜日

基礎ミクロ:『おいしいコーヒーの真実』

『おいしいコーヒーの真実』(原題:BLACK GOLD)を視聴。コーヒー1杯300円だとしたら、コーヒー生産者にはそのうちのせいぜい3~10円しか渡らず、彼らは貧困から抜け出せない。なんとかならないかと奮闘する男のお話です。
 なにが「市場の失敗」で、なにが「市場の残酷さ」なのかよく考えてほしいものです。『ランチタイムの経済学』の第4章にあるような話はどこまで本当なのか、見極めましょう。

おいしいコーヒーの真実 [DVD]
おいしいコーヒーの真実 [DVD]

2009年7月14日火曜日

実験経済学第14回:レポート発表

レポート発表(実験計画案など)を希望者5人にしてもらいました。先週は「こんな実験をしてみたい」をテーマにレポートを出してもらいまして、みなさんが書いたアイディアがとても深く面白いのでとても感動しました。来週はいよいよ最終週なので、期末試験です。

2009年7月13日月曜日

基礎ミクロ:第10章 ゲームツリー(ゲームの樹)

IV節 「参入阻止行動:空脅しとコミットメント」277~282頁でゲームツリーの読み方・解き方を解説。共有知識のアイディアも二人組みのスパイを例に話してみました。その後、経済問題をテーマとした映画鑑賞を開始。あさってに続きます。

2009年7月8日水曜日

基礎ミクロ:第10章 ゲーム論・囚人のジレンマ

教科書第10章「ゲームの理論」をはじめました。262頁の図10-1(囚人のジレンマ)を解説。応用として図10-2の例もあることをみました。そして、II節の「協調のメカニズム」を説明。繰り返し囚人のジレンマゲームにおける利得の流列の割引現在価値をもとめ、トリガー戦略がナッシュ均衡になりうることを確認。教科書の利得表の数字をつかうと、割引因子デルタが3/8以上になれば、トリガー戦略・トリガー戦略がNEになり、協力・協力が継続的に観察されることを示しました。

2009年7月7日火曜日

実験経済学第13回:レポート返却とBDM法について

6月にだしていただいたレポート(経済学モデルに感じた違和感について)の返却と、それに対するコメント・返答を話しました。そして最後に、BDM法について説明しました。BDM法はとてもテストに出しやすい・出やすいトピックですね。 以前にお伝えしたように、テストは原則的に、なんでも持ち込み可です。また、来週にはレポートや宿題をまとめて返却します。

2009年7月6日月曜日

基礎ミクロ:レモンの市場・割引現在価値

「レモンの市場(中古車の例)」教科書の345~346頁を解説。つぎに14章「異時点間の資源配分」のIII節「投資行動」とIV節「割引現在価値」を解説しました。

2009年7月1日水曜日

基礎ミクロ:オークション

ダッチオークションのスライドを見せ、Second price sealed bid auction も紹介。収入同値定理のアイディアも説明しました。実験では、1st price か 2nd price か、どちらがいいのかという点について、確定的なことは示されていないことを紹介して、おわりです。