2010年1月20日水曜日

公共経済学25:一般均衡における税の帰着

公共経済学24のつづき。労働が他地域に逃げると均衡賃金は下がる。すると資本の利益は全地域で合計すれば不変。つまり、地域1での税負担がそのまま、賃金下落による資本利益増加で打ち消される。t=0で一次近似を評価したときの結果。税負担は全部、賃金下落を通じて、労働側に100%帰着する。
 つぎに、2財2要素モデルを導入開始。ミクロではなく国際経済学で習うようですね、リプチンスキーとか。税の帰着を考えるには単純な部分もあるけど、便利なモデルだと思う。

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