K-L平面にiso-quant curve を描いて、それをもとに、r-w平面に unit-cost curve を描く。生産関数が一次同次で均衡では利益がゼロになるはずだから(というトリックを使って)、均衡r-wがその unit-cost curve 上にあるはず。資本集約的なX産業、労働集約的なY産業、これらのunit-cost curve の交点でしか均衡はありえない。均衡要素価格がわかれば、それに応じて、最適な要素投入比率がわかる。要素市場での需給バランスを考え合わせれば、均衡での生産量も決まる。
リプチンスキー定理の図解もやってみました。
さて、このモデルで課税の効果と税の帰着(誰が実質的に負担するのか)を考えたい。価格は6種類、X財、Y財、X産業でのrとw, Y産業でのrとw。それぞれに課税して、どのように均衡が移り変わるのかをみてみましょう。講義中では、学生Sさんの選んだ「X産業での資本レンタルに課税」をその場で考えた。均衡資本レンタルが下がるんだよね。このあたりはMWG15章にのっています。
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